こんにちは。LCA生の川口です。

今日はLCAの実践セミナーに行ってきました。今回の実践セミナーのテーマは「睡眠とモチベーションについて、元眼科医の先生が語る」というタイトル。

もうタイトルだけで絶対に行きたくなるテーマですよね。

今回ご登壇くださったのは、家族から親戚に至るまでほとんど眼科医という強烈なご家系に生まれながらも、眼科医としてのキャリアを離れ、産業医としてユニクロやGoogleなどの大企業でご活躍されている「三宅琢」先生です。(*1)

※(*1)先生が眼科医から産業になろうとした経緯はこちらに載っています

目からウロコ連発の「睡眠の本質」

三宅先生は講義が始まると自己紹介もそこそこに、「みなさんは眠りがなんなのかわかっていない」とバッサリ。

他にも睡眠の質はパフォーマンスに直結するとし、

「人間にとっての睡眠はスマホの充電と同じ」
「家に帰ってパジャマを着る人は不眠症になりやすい」
「Googleでは昼寝していないと『やる気ないのか』と怒られる」
「体が寝ることと脳が寝ることは違う」

などなど出るわ出るわ名言の数々。会場からは感嘆の声がところどころから湧き上がっていました。

この記事では、その中の具体的なライフハックを一つだけご紹介したいと思います。

今日から実践!アプリを使った睡眠マネジメント

三宅さんオススメの睡眠管理アプリが「Sleep Cycle alarm clock」というアプリです。上記の波形は、前述の「脳が寝ている時」と「体が寝ている」時の違いを示しています。

この頭が寝ている時(=体動いている)の睡眠を「ノンレム睡眠」といい、体が寝ている時(=脳が起きている)の睡眠を「レム睡眠」と言います。
レム睡眠は「Rapid Eye Movement」からきており、この状態の時には眼球がギュルギュル動いています。

この時の脳は、現代人が1日で取り入れた莫大な量の情報量の整理をしています。

具体的には「いつでも思い出せるようにしておく情報」や「緊急事態に思い出せるようにしておく情報」などに切り分けているそうです。

この時に見るのが「夢」であり、上の波形で言う所の「覚醒」のフェーズに当たります。

この時に目を覚ますと脳が覚醒している状態に起きれるので、気持ちよく目覚めることができるそうです。

このアプリのすごいところは、設定した時間に一番近い「覚醒時間」のところでアラームを鳴らしてくれるところ。

それによって快適な朝の目覚めが実現できるというわけです。

僕もこのアプリをベットの横に置いて、その日の快眠度合いのログを取っています。

このようにして自分の睡眠の質を「管理する」ように意識するわけですね。

現代人はスマホの登場によってここ10年間で、一日に脳に入る情報が530倍になったと先生はおっしゃいます。

「それなのに、皆さんの脳は全く進化してないわけです」

確かに、そりゃ睡眠の質も悪くなりますよね。脳のOSはバージョンアップしていないのに、扱うデータ量が140倍ですから、脳にとんでもない負担を強いているのですね。

だからこそ、脳をしっかり休ませるために「睡眠」の質を高めることが重要なのだ、と腑に落ちた講義でした。

僕もまだまだできてないことがあり、快眠度に思いっきりバラツキがありますが、少しずつ上手になって行こうと思います。

産業医の教えるモチベーションコントロールとは?

「1分以内に皆さんの悩みを五分の一以下にします」

という導入から始まった、後半のモチベーションコントロール。

先ほど睡眠の話でも出た「脳というOS」。このOSの中には「年金、介護、仕事、人間関係」など様々なアプリがインストールされています。

三宅先生「これらのアプリはバックグラウンドで常に稼働しているので、そのアプリを消していかなければならないのですが、このうち消費エネルギーを費やしているアプリのダントツ一位が『悩み』というアプリなのです。」

ということで、その『悩み』というアプリの消費エネルギーを1/5に減らす方法を伝授していただきました。
あなたの悩みを1分以内に五分の一にする方法

具体的な手順は以下の通りです。

悩みを付箋にして全部書き出す
ノートを開いて、右と左に解決方法が有る無しで分ける
→解決策がないものは悩んでも意味がないもの(右)
→解決策があるものは悩んで意味があるもの(左)
悩んでも意味がないものは「悩まない」と決める
悩んでも意味があるもに、「何月何日までに〇〇をする」と付箋を追加する

例えば「東京に震災が来たらどうしよう?」という悩みの場合、「緊急の時に備えて防災グッズを買い揃えておく」という解決策が考えられるので、悩んで意味のあるものにカテゴライズします。

そこでスケジュール帳を開いて「今週の日曜日が空いているからここで一通り買い物をしておこう」という予定を入れる。

これだけです。かなりシンプルですよね。

これを精査していくと「解決策があるけどいますぐに実践できない」ものが残り(残らないかもしれない)それが本当の「悩み」になる、ということです。

これだけ「悩み」が減らせればモチベーションが下がることはかなり減らせそうですよね。慣れてくればノートを使わなくてもできるようになりそうです。

ちなみに、この話を聞いたとき僕は、細金さんが常々「一秒でも悩む時間を作らない」とおっしゃっていたことを思い出しました。

先生曰く、「イチローや松井などのプロスポーツ選手も常にこの悩みの切り分けを行なっている」ということです。

やはりうまくいっている人には共通した考え方がはっきりと存在しているんだな、と改めて痛感した瞬間でもありました。

脳のOSをフル稼働させるために

三宅先生の講義はその後も続き、

・なぜ人はモチベーションを持って仕事に取り組めないのか?
・モチベーションを上げるための今すぐ始められる具体的な施策
・最高のモチベーションアップの方法「ブライトスポット」とは?

などなど産業医として数々のビジネスパーソンと接してきた知見から、モチベーションについて余すところなくお話してくださいました。

個人的に面白いなと思ったのは、睡眠もモチベーションコントロールも「脳というコンピュータのパフォーマンスをあげる」という点で共通している、という医学とテクノロジーを融合させた試みをされている三宅先生ならではの視点でした。

本当にその日からでも実践したくなるお話ばかりで、目から鱗がボロッボロ落ちた一日でした。

三宅先生、貴重なお話を本当にありがとうございました!

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